Case
茨城県行方市における導入事例

行方市デマンド型コミュニティバス乗合タクシー「行方ふれあい号」

行方市デマンド型コミュニティバス
乗合タクシー「行方ふれあい号」

いれトク!AI配車

地方の公共交通を持続可能にする
オンデマンド交通事業

オンデマンド交通事業は、スマホアプリ「いれトク!」を活用することで路線やダイヤを組まず、バス停も用意せず、乗車希望に応じて乗合タクシーを提供する事業です。人口5万人以下の自治体を中心に導入を進めています。


「いれトク!」によって電話での受付予約に加え、アプリ上での配車予約が可能になりました。さらに、AIを活用した配車システムを導入し、手作業で行われていた配車管理のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を実現することができます。これによって、職員の負担軽減に寄与しています。


実際に、2023年8月から茨城県行方市で、乗合タクシー事業の運営を受託しました。この乗合タクシーは1日60〜70人の利用者がいます。利用ニーズが高かったため、増便と配車管理のデジタル化を行いました。

自治体名
茨城県行方市
導入時期
2023年8月〜
地域課題
・地域公共交通の利用低迷による財政負担の増加および交通弱者対策。
・電話受付オペレーターの負担増加と将来的な人員不足の懸念。

乗合タクシーがなければ、多くの場所に行けない状況。日常生活において、乗合タクシーは重要な存在で、私たちにとって大きな助けとなっています。知らない人たちや久しぶりの人たちとも交流できて、日常に欠かせない移動手段です。

80代女性
利用者の声

パブリックテクノロジーズが考える過疎地ライドシェアの実現

茨城県行方市の乗合タクシー事業をはじめとする、現行法のもとで行う「オンデマンド交通」に対して、「過疎地ライドシェア」はパブリックテクノロジーズが推進する新しい移動の構想です。このシステムは、移動手段が限られる過疎地域の公共交通を改善するため、有休車両と地域住民の潜在的なドライバーリソースを活用します。学生や主婦、高齢者などが運転する車両が地域内の移動手段として提供され、タクシーやバスが運行できない地域でも柔軟に移動ニーズに応えることが可能になります。